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海外FXの税金の計算は利益に応じて税率が変わる
海外FXの税金計算は利益に応じて税率が変わります。また、サラリーマンなどの会社員の場合は、給与所得と合算することになり税率が上がる仕組みになっています。これを「総合課税」といい、所得の金額に応じて税率が変わる仕組みを「累進課税」といいます。
住民税は市区町村により異なりますが税率は10%(東京都は10%,道府県は4%,市区町村は6%)となっています。
課税される所得金額 | 税率 | 控除額 |
---|---|---|
1,000円から1,949,000円まで | 5% | 0円 |
1,950,000円から3,290,000円まで | 10% | 97,500円 |
3,300,000円から6,490,000円まで | 20% | 427,500円 |
6,450,000円から8,990,000円まで | 23% | 636,000円 |
9,000,000円から17,999,000円まで | 33% | 1,536,000円 |
18,000,000円から39,990,000円まで | 40% | 2,796,000円 |
40,000,000円以上 | 45% | 4,796,000円 |
国内FXの税金は利益に対して一定の税率
海外FXは他の所得と合算することが必要でしたが、国内FXの利益に対しては各国内FX会社ごとの利益と損失を合算して計算することになります。さきほどのサラリーマンなどの給与所得は合算することはありません。また、税率も一定で所得税が15%と復興特別所得税が0.315%になり利益の額に応じて変動することはありません。この制度を「申告分離課税」といいます。
住民税も一律で5%となっています。
海外FX
国内FX
海外FXの税金は1,000万円なら約400万円、100万円なら約15万円かかる。1億円の場合は・・
上記の算式をもとに海外FXの利益だけで1,000万円、100万円を出した場合の税金は、約400万円、約15万円になる計算です。これは他の給与などの所得がない場合の最低になります。本業のサラリーマンや個人事業の所得を合算すると、税率は上がっていくことになります。無職のかたでFXの収入のみで48万円を超えた場合も確定申告が必要になります。
ちなみに1億円の利益の場合は約5,500万円の税金がかかることになります。半分が税金で取られます。日本の税金が高いと言われる所以です。
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